・単語をがんばって覚えたのに、なぜか点がとれない。 ・ワークで一度解いた問題なのに、テストでは間違えてしまう。 ・70点以上とるには、どうやって勉強したらいいの?
こういった不安や疑問に答える記事です。
本記事でわかることは下記のとおりです。
・定期テスト(英語)で70点以上とるにはどう対策したらよいのか。
・教科書でここだけはおさえるポイント
・ワークを使った効率のよい勉強法
・定期テストを20回以上作成。
以上の経歴をもつ者が記事を書いています。
この記事を読むことで、テストを作る先生がどうやって問題を作っているのか、どのように勉強したら効率よく点数がとれるのかがわかります。
1, 英語定期テストで70点以上とれる勉強法
その① 70点以上とれる理由
結論からいうと、英語の定期テストはきちんと対策すれば70点以上とれます。
なぜなら、学校の定期テスト(中間・期末テスト)は一度解いたことのある問題から7割以上出されているからです。
これは英語だけでなく全教科なのですが、定期テストの問題は
・授業で解いた問題
・宿題で解いた問題
がほとんど(7割以上)で、先生がつくった応用問題が3割程あります。
※先生によって差異はありますが、そもそも定期テストは「授業の内容がどれくらい理解できているのか」を確認するものなので、生徒が一度解いたことのある問題から出題されます。
ちなみに私が英語のテストをつくるとき、
- リスニング(20) 教科書から10点、応用10点
- 長文問題1(20) 教科書から20点
- 長文問題2(15) 応用15点
- 英作文 (20) 教科書・ワーク・授業で使ったプリントから
- 文法 (25) 教科書・ワークから20 応用5点
ほとんどが上記のような割合で問題をつくります。
100点満点で応用問題が30点あり、残りの70点は
・教科書
・ワーク(宿題の範囲)
・授業でつかった英作文のプリント
からそのまま問題を出していました。
このことから、教科書やワーク・プリントの問題を解けるようにしておけば、定期テストでは以上70点以上とれます。
でも、授業・宿題で解いた問題すべてを完璧にするなんて大変だよ。 他の教科の勉強だってあるし、時間がない。
一度解いたことのある問題だとわかった。
と思う人も多いでしょう。
でも大丈夫。教科書と宿題のワークの復習の仕方にはコツがあります。
そのコツは、この記事の
2章:教科書ではここだけはおさえるポイント
3章:ワークを使った勉強方法
で紹介しています。
どうしたら効率よく学習内容を身に付けられるのか解説しているのでぜひ読んで実践してください。先生がどういった問題をつくるのかも記載しています。
その② スケジュールをたてる
英語の勉強は・・・基本毎日行ってください。これはテスト期間だけでなく、毎日ということです。
毎日5分でもいいです。ほんの少しでもいいので、英語にふれる時間をつくってください。
なぜなら、英語は毎日少しずつ繰り返し学習することによってはじめて身につくからです。
くわしく知りたい方(特に英語が苦手だと思う方)は、
わたしの過去の記事:【挫折しない勉強法】中学英語が苦手な人がやるべき3つのことを読んでください。
単語や英文法をひたすら書いて覚えるのは、大変で継続がむずかしいですよね。
上の記事ではそのハードルを下げて、なるべくラクに覚える方法を紹介しています。
話をもとに戻すと、テスト期間の英語対策は
・単語は毎日
・ワークを最低2周は解く。
を意識してスケジュールを立てましょう。
ワークを2周もやるの!?とびっくりしたかと思いますが、効率よく進める方法を3章で紹介しているので安心してください。
テスト期間が2週間あるとして
・最初の5日で1周目
・次の5日で 1周目で間違えた問題をもう一度。
・最後の5日で2周目(テスト形式)
他の教科もあり、なかなか時間が厳しいと思うので
ワークは授業のあとすぐに復習として一度(別紙に)解いておくことをおすすめします。
その③ 音読しながら覚える
音読しながら覚えることは、非常に効率がよい勉強法です。
なぜなら、目と耳から情報が入ってきて記憶に残りやすくなるからです。
そして音読することによって、リスニング問題の対策にもなります。
音読による英語学習のメリットは、
私の過去の記事:【挫折しない勉強法】中学英語が苦手な人がやるべき3つのことを参考にしてください。
2. 教科書でここだけはおさえるポイント
あと、日本語訳を読んで本文内容をきちんと理解しておきましょう。
その① 新出文法が含まれている文は丸暗記
教科書の本文のページを開くと、近くに新しい文法を解説しているところがあります。
その太字になっている単語を、本文の中から見つけてください。新出文法が含まれている文は、丸暗記しましょう。
穴埋め問題などで狙われる可能性大です。
日本語訳で意味を理解し何度も音読して、書けるようにしておきましょう。
その② 指示語が何をさしているのか確認
指示語とは、it, they, them などです。
「このit は何をさしていますか。本文中から抜き出しなさい」という問題がでる可能性大です。
もしわからなければ、先生に聞いて確認しておきましょう。
その③ 本文のQ&Aは完璧に
本文の内容が理解できているかどうか確認するQ&Aが教科書にある場合、その問題がそのままテストに出る可能性大です。
こちらも、もしわからなければ先生に質問して確認しておきましょう。
以上が教科書でここだけは完璧におさえるべきポイントです。
②と③の答えが、少しでも自信がないときは英語科の先生に質問して確実に答えられるようにしましょう。
3 ワークを使った勉強方法
手順① 1回目は直接書き込まない
直接書き込んだ状態で宿題で提出しなければならない場合も、1回目に解くときは別紙に答えを書いてください。
1度書き込むと、テスト形式で解きたいときに答えが見えてしまうので本当に定着したのかを確認できなくなります。
よって、1回目に解くときはワークに直接書き込まないでください。
手順② 間違えた問題には印をつける
1回目に別紙に解いて、間違えた問題はワーク(本紙)の問題番号にチェックマークをつけましょう。
そして答え冊子の解説(模範解答)をよく読んで理解しましょう。
もし解説を読んでもわからない場合は、YouTubeなどで文法別にひとつひとつ丁寧に説明しているものを
見て理解する方法をおすすめします。
参考書などを自分で読んで理解するよりも、わかりやすくて速いからです。
以下の動画を参考にしてください。
【解説授業】中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。
そしてワークの1周目を解いて、解説を読んで理解したら
間違えた問題だけ(チェックマークがついている問題だけ)をもう一度自力で解きましょう。
また同じ問題を間違えたら、
・再度解説を読む
・再度YouTube(前回と同じもの)を見る
などして理解し、自力で解けるようになるまで繰り返し解きましょう。
その③ テスト形式で解く
チェックマークをつけた問題を自力で解けるようになったら、最後にワーク(本紙)に書き込む形で問題を解きましょう。
どの問題も、一度は解いたことのある問題なので、テスト本番のつもりで答えを見ないで解いてみましょう。
この最終確認で間違えた問題については、先につけたチェックマークよりも目立つように印をつけて、テスト本番直前にもう一度確認しましょう。
間違えた問題にはチェックマークをつけておいて正解するまで繰り返し解くことが、もっとも効率よく定着させる近道になります。
何度も解説を読み、理解できるまで繰り返し解いた問題は、テストに出たときに自信をもって解答できるでしょう。
4. まとめ【英語定期テストで70点とれるよう対策しよう】
最後にこの記事の内容をまとめると、
1 授業や宿題で解いた問題を、自力で解けるようにしておく。
2 教科書の本文は新出文法を含む文を暗記、指示語をQ&Aをおさえる。
3 ワークは間違えた問題に印をつけ、自力で解けるまで繰り返して解く。
この記事参考に英語定期テストで7割以上めざして、学習に励んでください。応援しています。